停滞前線と梅雨前線の違いとは?

停滞前線 梅雨前線 について

 

停滞前線とは、動きが遅く停滞しているように見える前線のことです。

 

そして停滞前線が梅雨の時期に発生すると、梅雨前線と呼ばれます。

 

つまり、梅雨前線は停滞前線の一種という事ができます

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暖気団(暖かい空気の塊)と寒気団(冷たい空気の塊)の勢力がほぼ等しいと、

その境にできる前線は停滞しているように見えますよね。

それで停滞前線と呼ばれます。

 

日本付近では夏は暖気団の勢力が強く冬は寒気団の勢力が強いのですが、

春と秋は暖気団と寒気団は勢力が同じくらいになります。

 

ですから、梅雨の時期と秋は停滞前線ができやすくなるわけですね。

 

そこで、梅雨の時期に発生する停滞前線を梅雨前線、

秋(9月~10月)に発生する停滞前線を秋雨前線といいます。

 

あと、3月から4月くらいに停滞前線が発生することがあります。

これを春雨前線と言うことがあります。

 

また、11月から12月くらいに停滞前線が発生すこともあります。

これを山茶花(サザンカ)梅雨前線と言うことがあったような気がします。

(本当に山茶花梅雨前線という言葉があるのかちょっと自信がないです。すみません。)

 

 

さて、5月ごろに沖縄のはるか南で、

中国大陸の寒気団と東南アジアの暖気団がぶつかり、

梅雨前線ができます。

 

その梅雨前線は徐々に北上して沖縄付近まできます。

 

梅雨前線が沖縄まで北上してくるころ、

その東ではオホーツク海にある寒気団が南下し、太平洋の暖気団が北上して、

沖縄北部から九州南部付近でぶつかります。

 

それで梅雨前線が発生します。

 

そして九州の南部で発生した梅雨前線は徐々に北上します。

 

北上した梅雨前線は、

青森から北海道南部近辺で消えてしまいます。

 

天気図を見ていると梅雨前線は、

沖縄のはるか南側から青森付近まで北上を続けているように見えますが、

前線を発生させる気団は途中から変わっています。

 

 

ちなみに梅雨前線が通過したら梅雨明けになります。

 

秋雨前線はこれとほぼ真逆のことが起こります。