不快指数と体感温度の関係~2つの数値の関連性は?

不快指数 体感温度 について

 

不快指数は、気温と湿度から計算される指数です。

 

体感温度は気温と湿度、それに風速の3つから計算される数値です。

 

人間が感じる温度は、気温による影響が大きくなりますが、

それにプラス湿度と風速も影響してきます。

 

気温が同じだとすると、湿度が高くなると温度が高く感じます。

そして、気温が同じでも風が強いと温度は低く感じられます。

 

ですから、体感温度を出すときは、気温、湿度、風速の3つから

計算される必要があるのです。

 

 

では、なぜ不快指数には風速が計算されないのでしょうか?

 

ある説によると、不快指数は室内での不快さを数値化したものだという事です。

 

建物の中にいて窓をすべて閉めていれば、

風が強かろうと弱かろうと不快さは変わらないですよね。

 

ですから、不快指数は風速が計算されない、という事です。

 

 

それで、風速に変化がなければ、不快指数と体感温度は比例します。

 

ここで例を出します。

 

気温25℃、湿度50%、風速0m/sの場合、

不快指数は71.8 体感温度は23.2℃です。

 

気温25℃、湿度70%、風速0m/sの場合、

不快指数は73.9 体感温度は24.4℃です。

 

気温30℃、湿度50%、風速0m/sの場合、

不快指数は78.3 体感温度は26.7℃です。

 

気温30℃、湿度70%、風速0m/sの場合、

不快指数は81.4 体感温度は28.3℃です。

 

見てわかると思いますが、風速に変化がない場合、

不快指数の数値が大きくなれば大きくなるほど

体感温度は大きくなります。

 

 

では、これに風速に変化を与えると、比例しなくなります。

 

気温25℃、湿度50%、風速10m/sの場合、

不快指数は71.8 体感温度は16.6℃です。

 

気温25℃、湿度70%、風速20m/sの場合、

不快指数は73.9 体感温度は16.3℃です。

 

先ほどの気温25℃、湿度50%、風速0m/sの場合と

一緒に見るてもらうとわかりやすいと思いますが、

不快指数は数値が大きくなっているのに

体感温度は小さくなっていますね。

 

 

不快指数は室内での不快さを表したもの、

体感温度は場所を問わない温度を表しているため、

全く数値に関連性のない場合も多々ありますよ。