フェーン現象が起こる場所

フェーン現象 場所について

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日本でフェーン現象が起こっている場所は、

全国各地の平野や盆地などです。

 

2006年まで日本の最高気温は

1933年7月25日に山形県山形市で観測した40.8℃でしたが、

この時にフェーン現象が起こっていたようですね。

 

山形市は盆地ですが、盆地でフェーン現象が起こると

平野よりも気温が高くなる傾向にあります。

 

夏は盆地は暖かい空気が淀んだままになりますので、

高温になりやすいです。

そんな場所にフェーン現象が起こると、

さらに気温が上がるので、平野よりも気温が高くなりがちなのです。

 

 

さて、日本でフェーン現象が起こる場所は、

季節によって違いに傾向があります。

 

夏は日本海側でフェーン現象が起こる傾向があり、

冬は太平洋側で起こる傾向にあります。

 

夏は南から風が吹きますよね。

 

つまり太平洋側から風が吹くわけですから、

その風が山を越えて日本海側に来た時に

フェーン現象が起こります。

 

逆に冬は北から風が吹きますよね。

 

つまり、日本海側から風が吹くわけですから、

その風が山を越えて太平洋側に来た時に、

フェーン現象が起こります。

 

それで、夏に日本海側のある場所だけ異常に気温が高くなったり、

冬に太平洋側のある場所だけ異常に気温が高くなる、

という現象が起こるわけですね。

 

その典型例は、2009年2月14日にフェーン現象によって

静岡県静岡市で26.2℃、神奈川県小田原市で26.1℃を

記録した事です。

 

真冬にもかかわらず、25℃を超える場所あったんです。

 

 

さて、このフェーン現象によって

異常なほどの高温をもたらした例はまだあります。

 

その場所は北海道です。

 

2010年6月26日、フェーン現象によって、

北海道北見市で37.0℃を記録するなど、

各地で猛暑日を記録しました。

 

北海道では8月でも35度を超える猛暑日は非常に稀ですが、

フェーン現象によってそんな稀な現象が起こってしまうわけですね。

 

 

以前は、異常に高い気温を記録した場所には

フェーン現象が起こっている場合が多かったですね。

 

しかし、最近はフェーン現象が起こらなくても

異常に高い気温を記録しています。

 

高知県四万十市で2013年8月12日に41.0℃を記録し、

日本で最高気温を出した場所として知られるようになりましたが、

この時にはフェーン現象が起こっていません。

 

また、その前は埼玉県熊谷市や岐阜県多治見市が

高い気温を記録していましたが、

この時もフェーン現象は起こっていません。

 

最近、日本の気象状況は以前とは大幅に変わっている、

という声を耳にしますが、

このことも変化の一つといえるかもしれませんね。