ネプリライシンとインスリン分解酵素でアルツハイマー病の予防!?

ネプリライシン インスリン について

illust203

最近、ネプリライシンという酵素が

アルツハイマー病を予防するのではないか、と

注目されていますね。

 

そして、従来からインスリン分解酵素が

アルツハイマー病を予防するのではないか、

と考えられていますよね。

 

では、なぜネプリライシンとインスリン分解酵素が

アルツハイマーを予防するのでしょうか?

 

ネプリライシンとインスリン分解酵素がアミロイドβを分解

 

ネプリライシンがアルツハイマー病を予防する理由を理解するには、

まず、アルツハイマー病のメカニズムを理解する必要があります。

 

アルツハイマー病の原因はまだはっきりしていないところがありますが、

今のところ、アルツハイマー病の人の脳には、

アミロイドβが凝縮していることがわかっています。

 

そして、アミロイドβが脳に凝縮することで、

神経細胞が破壊されるのではないか、

と考えられています。

 

ですから、アミロイドβを減らすことができれば、

アルツハイマー病を予防できるのではないか、

と考えられているのです。

 

そして、従来はインスリン分解が

アミロイドβを分解するのではないか、

と考えられていました。

 

その後、ネプリライシンという酵素によっても

アミロイドβが分解されていることが発見されています。

 

ネプリライシンとインスリン分解酵素とアミロイドβの関係

 

インスリンは血液中の糖分を減らす働きがあります。

 

それで、炭水化物や糖分をたくさん食べると、

血液に糖分の濃度が高くなるので、

インスリンが大量に分泌されて血液の糖の濃度を下げます。

 

そして、インスリンはインスリン分解酵素によって分解されます。

 

つまり、血液中の糖分が高い状態が続くと、

インスリンが大量に分泌され、

インスリン分解酵素が大量に使われてしまいます。

 

インスリン分解酵素はインスリン分解を優先し、

あまったインスリン分解酵素でアミロイドβを分解するのではないか、

と考えられています。

 

つまり、炭水化物等の食べ過ぎでインスリンがたくさん分泌され、

インスリン分解酵素が浪費されてアミロイドβの分解に使われないので、

アミロイドβが増えてアルツハイマー病になりやすい、

と考えられています。

 

アミロイドβを分解する主役はネプリライシンですが、

インスリン分解酵素が不足すると

アミロイドβを十分に分解することができないので、

アルツハイマー病を引き起こすのではないか、

と考えられています。

 

 

また、ネプリライシンは加齢とともに働きが弱くなるとされているので、

アミロイドβを分解する量が減り、アルツハイマー病になるのではないか、

と考えられています。

 

ネプリライシンとインスリン分解酵素増加がカギ

 

アルツハイマー病は、

破壊された神経細胞の修復が今のところ無理なので、

治すことができません。

 

しかし、ネプリライシンやインスリン分解酵素を増やすことで、

予防したり進行を食い止めることはできるのではないか、

と考えられています。

 

インスリン分解酵素は、

炭水化物を食べるのを控えることでインスリンの分泌を抑えることができ、

インスリン分解酵素が浪費されないので

体内で増やすことができるのではないか、

と考えられています。

 

また、ネプリライシンを増やすには、

1日1時間程度のウォーキングが効果的だ、

と考えられています。

 

そして、ネプライシンを体内で増やす方法の研究が、

今行われています。

 

研究が進み、アルツハイマー病の予防や、

進行を食い止められるようになる日が早く来ることを

願うばかりですね。