トランス脂肪酸 バターとマーガリンの違いは?

トランス脂肪酸 バター マーガリン について

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マーガリンにはトランス脂肪酸が多く含まれているので、

バターを使っている、

という人がいますよね。

 

トランス脂肪酸は悪玉コレステロールを増加させ、

様々な病気を引き起こす可能性が高くなること、

そして、マーガリンにはトランス脂肪酸が含まれているけど、

バターにはトランス脂肪酸が少ないので、

マーガリンからバターに切り替えた、

という人が少なくないと思います。

 

確かに、マーガリンに比べてバターのほうが、

トランス脂肪酸の含有量が少ない傾向にあります

 

100g中のトランス脂肪酸の含有量は、

平均的にはマーガリンは7g、バターは2gです。

 

ですから、トランス脂肪酸の危険性が指摘されるようになってから、

マーガリンからバターに切り替える人が増えたと思います。

 

 

しかし、トランス脂肪酸の危険性が指摘されるようになってから、

トランス脂肪酸の含有量が少ないマーガリンが販売されるようになりました

 

マーガリン100g中のトランス脂肪酸の含有量が2g以下の

トランス脂肪酸の含有量が少ないマーガリンが

いくつか販売されています。

 

バターよりもトランス脂肪酸の含有量が少ないマーガリンが

売られているのです

 

それなら、バターよりも

トランス脂肪酸の含有量が少ないマーガリンのほうが安心だ、

と思ってしまいませんか?

 

実はそうではないんです!

 

トランス脂肪酸で問題になっているのは、

マーガリンに含まれるトランス脂肪酸です。

バターに含まれているトランス脂肪酸は問題になっていません。

 

というのは、マーガリンに含まれているトランス脂肪酸は、

人工的に作られているものです。

 

それに対してバターに含まれるトランス脂肪酸は、

天然のものです。

 

同じトランス脂肪酸でも、

人工的に作られたものは悪玉コレステロールを増やすけど、

天然のものは増やさないのです。

 

つまり、マーガリンに含まれるトランス脂肪酸は危険性があるけど、

バターに含まれるトランス脂肪酸は危険性がない、

という事になるのです。

 

ですから、バターからトランス脂肪酸の少ないマーガリンへ

切り替えるのはあまり意味がないですよ。

 

 

ただし、バターをどれだけ食べても安心かといえば、

そういうわけではありません。

 

バターの原料は乳脂肪です。

 

つまり、バターを食べすぎると脂肪の摂りすぎになるので、

肥満になり生活習慣病を引き起こす可能性が高まります。

 

トランス脂肪酸の危険性を考えるとバターは安全だけど、

バターそのものに危険性がない、という事ではないですよ。