セレウス菌の殺菌方法~熱にも乾燥にも強い菌を死滅するには?

セレウス菌 殺菌方法について

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セレウス菌は、熱にも消毒液にも乾燥にも強く、殺菌が難しい菌ですね。

 

ですから一般的な菌の殺菌方法ように、

乾燥させたり、加熱したり、消毒したり、日光に当てたりしても、

完全に殺菌することはできません。

 

では、セレウス菌の殺菌方法は何をすればいいのでしょうか?

 

セレウス菌に対して有効とされているのが

次亜塩素酸を含む塩素系漂白剤です。

 

キッチンハイターやニューブリーチなど

おなじみの漂白剤には次亜塩素酸が入っているものが多いです。

 

漂白剤には様々な種類があると思いますが、

次亜塩素酸」が入っているものであれば有効です。

 

 

 

漂白剤の問題点は、食品には使えない、という事です。

 

セレウス菌の食中毒の予防として

食べ物に漂白剤を使う事はできませんよね。

 

セレウス菌は180℃の熱で30分以上加熱すれば、

完全に死滅させることができる、とされています。

 

つまり、食品中のセレウス菌の殺菌方法は

30分以上油で揚げれば死滅させることができる、

という事になりますね。

 

でも、そんなものは食べないですよね。

 

コロッケを30分油で揚げたら、

真っ黒焦げになってとても食べることができないと思います。

 

ましてや、セレウス菌はお米などの穀物に発症しやすいです。

 

ご飯を油で揚げて食べるのは、

ちょっと現実離れした感じがしませんか?

 

一般の食中毒の菌であれば、

加熱調理すれば菌が死滅するので食べることができますね。

 

しかし、一般の食中毒と違い、

食品中のセレウス菌の殺菌方法はありません。

 

という事は、セレウス菌の食中毒を防ぐには、

食品中にセレウス菌を増殖させないことが大切になります。

 

セレウス菌は、お米や小麦などの穀類に潜伏します。

 

そして、10℃~45℃で増殖します。

 

つまり、ご飯やパスタ、ラーメンなどお米や小麦で作られたものは

常温で長時間置きっぱなしにしないようにする必要があります。

 

そのためには、調理したらすぐに食べるようにすればいいわけですね。

 

そして、作り置きはなるべく避けるようにしないといけませんね。

 

どうしても作り置きする場合は、

調理後すぐに冷蔵庫や冷凍庫に入れなければいけません。

 

炊いたご飯を保存する場合、

炊いた後にある程度冷ますために常温に置きっぱなしにするのではなく、

すぐに冷蔵庫や冷凍庫に入れましょう。

 

逆に温めて保存するものは、

60℃以上で保存する必要があります。

 

セレウス菌は、完全に死滅させるのは不可能でも、

加熱すれば食中毒を起こさない程度までは減らすことはできます。

 

しかし、ある程度は残りますから、

調理後に増殖させないようにすることが大切になりますよ。