エルニーニョ現象が起こる原因

エルニーニョ現象 原因 について

 

エルニーニョ現象の原因は今のところはっきりと解明されていません

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ただ、エルニーニョ現象の主な原因は、

赤道付近で常に東から西に吹いている風が弱まること

いう説が有力とされています。

 

赤道付近には常に風が東から西に吹いています(貿易風)。

 

そして、南アメリカの赤道付近の太平洋側では

太陽で温められた表面に近い海水が東から西に流れます。

 

そうすると、海の深いところにある冷たい海水が

表面に出てきてしまいます。

 

それで通常は、太平洋の海水の温度は、

赤道付近は南アメリカに近づくにつれて低くなります。

 

しかし、赤道付近の東から西に吹く風が弱いと、

表面の暖かい海水が西へ流れなくなります。

 

そうなると、南アフリカ付近の海水の温度が下がらなくなります。

 

それで、エルニーニョ現象が起こる、という説が有力視されています。

 

 

しかし、これが正しいのかまだはっきりとはしていません。

 

エルニーニョ現象が起こった数ヶ月前に、

貿易風が弱くなっているのは確認されています。

 

しかし、海水の温度が上がリ始めるのが先で、

それが原因で貿易風が弱まるではないか?

という説もあるのです。

 

海水の流れは月の引力や遠心力によっても影響されます。

それで、何らかの異常が起こって海水の東から西へ流れが弱くなり、

あるいは海水が西から東へ流れるようになるので、

南アメリカ付近の太平洋の海水の温度が高くなる、

という説があります。

 

 

海水の温度と風とは非常に密接な関係にあるので、

エルニーニョ現象の本当の原因の究明が困難だ、

と言われています。

 

つまり、海水の温度の上昇が原因で貿易風の弱まるのか、

貿易風が弱くなることが原因で海水の温度が上がるのか、

ハッキリさせることは非常に難しい、ということです。

 

 

また、別の原因も考えられます。

 

地震によってもエルニーニョ現象が起こる

と考えることができます。

 

太平洋のど真ん中で地震が起こったら、

そこから南アフリカに向けて波ができますよね。

 

そうなると、貿易風が暖かい海水を西に運んでも、

地震の影響による波によって東に戻されてしまいますよね。

 

それで、南アメリカ沖の海水の温度が下がらないので、

エルニーニョ現象が起こってしまう、という事もあり得ます。

 

 

さて、数年前から地球温暖化が原因で

エルニーニョ現象の起こる頻度が増えるのではないか、

と言われています。

 

しかし、エルニーニョ現象と地球温暖化の関連性が

まだはっきりとはわかっていません。

 

 

エルニーニョ現象は漁業や農業をはじめ、

さまざまな産業に悪影響が出ます。

 

ですから、せめてエルニーニョ現象の原因が

早く解明されてほしいものですね。

 

 

※わかりやすく説明するために、貿易風などに関して若干正確性にかけた表現をしています。ご了承ください。ただ、大筋では間違えていません。