手足口病 水痘 違い

スポンサード リンク



手足口病 水痘 違いについて

illust203

手足口病(てあしくちびょう)も水痘(すいとう、水ぼうそうのこと)も

見た目は同じような、水疱(すいほう、みずぶくれのこと)化した

発疹(はっしん、皮膚にできる病変)が出現します。

 

医者が手足口用の患者を水痘と間違えて治療を行うことがある

という話がありますが、

それくらい見た目に違いがありません。

 

また、症状も非常に似ていて、

手足口病も水痘も発熱を伴ったりします。

 

しかし、手足口病と水痘は全然違うウイルスによる病気です。

 

治療法は全然違います。

 

 

では、手足口病と水痘の違いはなんでしょうか?

 

 

手足口病と水痘の違いは、水疱ができる場所です。

 

手足口病は、名前の通り手や足、口に水疱ができます。

ひざやお尻にできることもあります。

 

まず、口の中に小さな発疹ができます。

次に手のひらや足の裏に発疹ができます。

それからさらにひざやお尻に発疹ができることがあります。

 

それに対して水痘は、頭や顔に発疹が現れ、

1日~2日で全身に広がります。

頭にも発疹ができることが水痘の特徴になりますので、

頭に発疹ができていたら、水痘だと思っていいでしょう。

 

 

しかし、例外があって、

手足口病でも全身に発疹が出来る場合があります。

 

また、夏になると汗疹(かんしん、あせものこと)ができて、

手足口病の発疹と一緒になると、区別がつかなくなることもあります。

 

そうなると、手足口病と水痘の見た目の違いはなくなるので

医者も見分けることができない、という事なんです。

 

医者は検査をするわけではなく、見た目で判断しますので、

手足口病と水痘の見た目に違いがなくなれば、

どちらなのか判断できないのです。

 

もし、区別がつかない場合、

医者は水痘として治療をするそうです。

 

水痘には特効薬がありますが手足口病は特効薬がありません。

 

手足口病は10日くらいで自然に治ってしまうので、

特に治療をする必要はないのです。

 

また、水痘の薬は副作用がほとんどありません。

ですから、手足口病の患者に水痘の治療をしても、

悪影響が出ることはありませんので、

水痘として治療をしてしまうのです。

 

 

逆に水痘の患者に手足口病の治療をすると、

症状が悪化することがあります。

 

手足口病の患者にステロイドが処方されることがありますが、

水痘の患者にステロイドを使うと症状が悪化してしまうのです。

 

 

ステロイドを手足口病患者に使ってもかゆみを止める程度で、

病気が早く治るという事はありません。

 

ですから、手足口病の患者にステロイドを処方する必要はないので、

水痘として治療をしても全く問題はないのです。

 

 

また、水痘は学校保健安全法の第二種感染症に

分類されています。

 

原則完治するまでは学校を欠席しないといけません。

 

 

しかし、手足口病は第三種感染症に分類されています。

感染の恐れがなくなれば学校に出席していいことになっています。

 

 

つまり、水痘患者を手足口病患者として扱うと、

学校を欠席しないといけないのに出席させてしまう恐れがありますが、

手足口病患者を水痘患者として扱えば、

学校に出席できるのに欠席させてしまうことはありますが、

感染予防の点から考えれば何ら問題はないのです。

 

 

結局、手足口病と水痘には決定的な違いはないけど、

違いがわからなくても問題はない、という結論になりますね。


スポンサードリンク

コメントを残す





*

Comments links could be nofollow free.

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)