厚生年金基金とは わかりやすく

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厚生年金基金とは わかりやすく について

 

「厚生年金基金」と聞くと、厚生年金と名前が非常に似ているので、

どうしても同じように考えてしまうと思います。

 

しかし、厚生年金基金と厚生年金は全く違うものだと

考えたほうがわかりやすいです

 

 

まず、日本国民は全員国民年金に加入していて、

保険料を払う義務があります(支払いを免除されることはあります)。

 

そして、民間企業に勤めると、厚生年金に加入します。

 

厚生年金の保険料は、

国民年金と厚生年金と2つに分けて運用されます。

 

例えば、仮に厚生年金保険料が30,000円だとします。

 

そのうち15,250円が国民年金として運用され、

残りの14,750円が厚生年金として運用されるわけですね。

 

厚生年金は国によって運用されます。

 

しかし、お勤めの企業が厚生年金基金に加入している場合、

厚生年金として運用する金額(例でいうと14,750円)の一部を、

厚生年金基金として企業が運用します。

 

支払った保険料の運用のイメージは下の図のような感じです。

kosenenkin

 

そして年金の受け取りは、

厚生年金として受け取る部分のうちの一部と

それに上乗せした分が厚生年金基金として支払われます。

 

受け取る年金は下の図のようなイメージです。

nenkin

 

企業によって支払われる金額が違いますが、

厚生年金基金未加入者と比べて基金加入者は

7,000円~16,000円くらい受け取る年金額が高くなっています。

 

ちなみに日本の企業はすべて厚生年金に加入する義務があります。

 

しかし、厚生年金基金は加入する義務はありません。

ですから、加入しているかは企業によって違います。

加入しているかどうかは、

厚生年金を担当している部署(総務など)に確認してください。

 

 

さて、厚生年金基金が作られたのは、昭和41年のことです。

 

それで、当時は高度経済成長期だったせいもあって

厚生年金の一部を代行運用して、

年金額を上乗せして支給することができました。

 

しかし、バブル崩壊後は運用損が大きくなり、

上乗せして年金を支払う事が非常に難しくなっていきました。

 

それで、厚生年金基金は相次いて解散しているのです。

 

厚生年金基金が解散すると年金の受取額は

基金未加入の企業に勤める人と変わらなくなります。

 

なかには、厚生年金基金が解散すると、厚生年金が全額カットされて

国民年金分しか支給されないのではないか、と心配している方もいますが、

そんなことはなく、厚生年金は減りません。

 

プラスアルファの7,000円~16,000円のところが削られるだけですよ。


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